山、花、街のブログです。


by triangleYYY

ほととぎす

中学校で学習した唱歌の中に「ほととぎす」という歌があった・・・・
という記憶がありました。
   おぐらきよわを ひとりゆけば・・・
という歌で、
長調でスタートして 途中で短調に転調し、また長調に戻る
という特徴があったのと、
   ほととぎす鳴きつる方をながむれば・・・・
という 百人一首にある後徳大寺左大臣の和歌を連想させる歌詞だったので、
それで記憶に残っていたのだと思います。
記憶による歌詞は、
   小暗き夜半を ひとり行けば
   雲よりしばし 月影漏れて
   一声いずこ 鳴くほととぎす
   見返るひまに 姿は消えぬ
   夢かとばかり なおも行けば
   行く手にまたも やみはおりぬ
だったのですが、
ネットで検索をかけて調べてみると、
〇 2行目の「月影漏れて」は、「月は漏れて」か「月漏れて」が正しいようである
    (ネットでは両説ある)
〇 最後の行の「行く手にまたも」は、「またも行く手に」が正しいようである
ということが判明しました。(作詞=近藤朔風)

50年近く経過すると 記憶もこの程度のもの(取違えを生じている)になるのですね。

それにしても。
ことしは、山中で、ホトトギスの声をあまり聞いていません。
気象状況によるものなのでしょうか、それとも偶然(たまたまのこと)なのでしょうか、
ちょっと気にかかりました。(H)
by triangleYYY | 2009-08-22 20:27 | Comments(0)